
「トイレの黒ずみが気になってきたからトイレを交換したいけど、どれくらいの費用がかかるのだろう」
「どんなトイレを選べばいいかわからない」
「トイレ交換にはどれくらいの期間がかかるのだろうか」
などと、トイレ交換でお困りの方は少なくないでしょう。
こんにちは、リフォームガイドです。リフォームガイドでは、トイレ交換に関するご質問を多数いただいています。ほとんどの方が、そもそも交換をすべきかどうか、トイレを交換したらどれくらい費用がかかりそうか、という点を気にしていらっしゃいます。
そのような心配を解決するために、トイレを交換する際に知っておきたい予算や工期、業者の選び方などをご紹介します。
当コラムを読めば、ご希望のトイレ交換に必要な予算が分かります。さらに、工期や業者の選び方を学ぶことで、予算内で満足度の高いリフォームができます。
>>実際の見積もりデータから見る!トイレリフォームの費用相場
目次
1.あなたのトイレは交換すべき? チェックポイントを公開
トイレが古くなってくると、「お金もないし、もう少し我慢して使おうか、それとも、交換してしまおうか」と迷う方は多いことでしょう。
水が止まらない、床が濡れているといった不具合を放置すると、大きなトラブルにつながるおそれがあります。とくに、汚物を含んだ水が床にあふれる状態になると、トイレ以外の部屋の衛生面も心配となります。
築20年以上経過していて、かつ、以下の項目のいずれかに該当する場合は、トイレの交換を検討しましょう。
2.トイレ交換の費用相場は?
トイレを交換したいと思っても、費用がわからなければ検討のしようがありませんね。また、予算に収まるかどうか、費用を抑えるにはどうすればよいか、も気になるところでしょう。
この章では、トイレ交換に必要な予算についてご紹介します。
2-1. 組み合わせトイレの費用相場は12~20万円
組み合わせ(タンク式)トイレへの交換の費用相場は、12~20万円です。
具体的には、組み合わせ(タンク式)トイレへの交換+床クッションフロアの張り替えのみで12~15万円、オプションの温水洗浄便座(ウォシュレット)をつけると合計費用は17~20万円となります。
なお、費用を抑えてトイレ交換をしたいなら、大手のリフォーム業者ではなく、中小工務店に依頼することもポイントです。第4章で詳しく解説しているので、ご確認ください。
組み合わせ(タンク式)トイレへ交換+床クッションフロアの張り替え+温水洗浄便座=17~20万
※中小工務店に依頼した場合(詳しくは第4章で)
以下は、実際のトイレ交換の見積もり一例です。
もっとも安いグレードでも、以下のようなTOTOやLIXILのトイレを選ぶことができます。
【特徴的な機能】
- 汚れが付きにくい便器素材 セフィオンテクト(TOTO)、アクアセラミック(LIXIL)
- 便器側面を掃除しやすいサイドカバー付き
- しつこい汚れを落とすトルネード洗浄(TOTO)、パワーストリーム洗浄(LIXIL)
- 汚れを拭き取りやすいフチなし形状の便器
トイレ空間にこだわりがない方や、なるべく安く交換したい方には、このグレードの組み合わせ式トイレがおすすめです。
2-2.タンクレストイレは約30万円~見た目をすっきりさせたいならおすすめ!
「もう少しお金をかけてもいいから、デザイン性のあるトイレにしたい」
「どうせ交換するなら最新のトイレにしてみたい」
と、考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最新のタンクレストイレは、約30万円から交換が可能です。
タンクレストイレには、温水洗浄便座(ウォッシュレット)が標準装備されています。
以下の写真のような手洗いカウンターを設置する場合は、約10万円の追加費用がかかります。収納キャビネット付き手洗いカウンターになると、約20万円以上の費用がかかります。
※中小工務店に依頼した場合(詳しくは第4章で)
タンクレストイレは、TOTOやLIXILの以下の製品が人気です。
タンクレストイレはタンクがないので、トイレ空間を広々と使用することができます。シンプルでデザイン性にも優れています。
もっとも、タンクレストイレとタンク式トイレの機能を比較してみると、機能にはほとんど違いがないことがわかります。