【2025年版】東京都の外壁塗装助成金まとめ|市区町村一覧と申請方法

「東京で外壁塗装の助成金って出るの?」
「市区町村によって違うって聞いたけど、どこが対象なの?」
と気になってはいませんか?

2025年現在、東京都内で外壁塗装に対する助成金・補助金を行っている自治体は一部に限られます。さらに、市区町村ごとに制度の内容が異なるほか、予算に達したら予定より早く終了することもあるため、自治体の最新情報を確認することが重要です。

この記事では、東京都内の市区町村で使える外壁塗装の助成金をわかりやすくまとめました。

お住まいの市区町村では外壁塗装に関する補助金・助成金が用意されているのか、用意されているのだとしたら、申請条件や注意すべきことはなにかを確認していきましょう。
回答

▼外壁塗装助成金の概要を知りたい方はこちら▼

【2025年版】外壁塗装・リフォームで助成金(補助金)を受け取る方法と条件
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【2025年度版】外壁塗装で補助金(助成金)が出る東京都の市区町村一覧

外壁塗装で助成金が出る東京都の市区町村の助成金情報をまとめています。

※申請受付期間中であっても予算に達し次第締め切られることがあります。最新情報は近くの市・区・町・村役所の窓口やホームページでご確認ください。

足立区

制度名 省エネリフォーム補助金
対象工事 遮熱・断熱塗料による外壁または屋根塗装を含む、省エネルギー化を目的とした住宅改修
助成金額 上限5万円(工事費の1/3)
条件 • 区内の施工業者を利用
• 補助対象工事に使用する製品が新品であること
申請受付期間 2025年4月11日から2026年1月30日まで
問い合わせ先 足立区 環境部環境政策課管理係

稲城市

制度名 稲城市商工会住宅改修等補助金事業
対象工事 屋根・外壁塗装を含む住宅のリフォーム
助成金額 上限15万円(工事費の10%)
条件 • 市内の施工業者を利用
• 30万円以上の対象工事
申請受付期間 2025年5月12日より受付中
問い合わせ先 稲城市商工会

大田区

制度名 住宅リフォーム助成事業
対象工事 屋根・外壁塗装、屋根工事などを含むリフォーム
助成金額 上限20万円(工事費の10%)
条件 • 子育て世帯
• 過去に住宅リフォームの助成金を交付されていないこと
申請受付期間 2025年4月8日から2026年1月20日まで
問い合わせ先 大田区 住宅相談窓口

葛飾区

制度名 かつしかエコ助成金
対象工事 遮熱塗料による屋根・外壁塗装を含む省エネ・節電対策リフォーム
助成金額 屋根・外壁塗装の場合、一律10万円/戸
屋根または外壁の場合は、一律5万円/戸
条件 • 過去10年間、かつしかエコ助成金制度に基づく区の助成を受けていないこと
• 住宅の販売または譲渡を目的としていないこと
申請受付期間 2025年4月1日から2026年3月31日まで
問い合わせ先 葛飾区 環境部

北区

制度名 住まい改修支援助成
対象工事 屋根・外壁塗装を含む住まいの改修工事
助成金額 上限10万円(工事費の20%)
条件 • 着工前に区の承認を受けたもの
• 区内の施工業者を利用
• 一度も助成を受けたことがない方
申請受付期間 2025年4月1日より受付中
問い合わせ先 北区 まちづくり部 住宅課 住宅政策係

国立市

制度名 国立市住宅省エネルギー化補助制度
対象工事 遮熱塗料による屋根塗装や窓の断熱改修
助成金額 上限4万円(工事費の20%)
条件 • 屋根の全面を塗装すること
• 日射反射率の測定値が50%以上であること
申請受付期間 2025年4月1日から2026年3月31日まで
問い合わせ先 国立市 生活環境部 環境政策課

江東区

制度名 地球温暖化防止設備導入助成
対象工事 遮熱塗料による屋根塗装を含む、省エネルギー化を目的とした工事や設備の設置
助成金額 上限20万円(1,000円/㎡)
条件 • JIS K5675の規格を満たすもの
• 日射反射率の数値が50%以上のもの
申請受付期間 2025年4月1日から2026年3月13日まで
問い合わせ先 江東区 環境清掃部 温暖化対策課

狛江市

制度名 狛江市地球温暖化対策用設備導入助成
対象工事 遮熱塗料による屋根塗装を含む、省エネルギー化を目的とした工事や設備の設置
助成金額 上限4万円(材料費の1/4)
条件 • 日射反射率の数値が50%以上のもの
• 屋根面全体を塗装すること
申請受付期間 2025年4月1日から受付中
問い合わせ先 狛江市 環境政策課 環境係

品川区

制度名 住宅改善工事助成事業(エコ&バリアフリー住宅改修)
対象工事 遮熱塗料による屋根・外壁塗装を含む、省エネやバリアフリーなどを目的とした住宅改修
助成金額 上限20万円(工事費の10%)
条件 • 日射反射率の数値が50%以上のもの
• 屋根、屋上、外壁、ベランダのいずれかに遮熱塗料を使用すること
申請受付期間 2025年4月1日から2026年1月30日まで
問い合わせ先 品川区 住宅課

渋谷区

制度名 住宅簡易改修支援事業
対象工事 屋根・外壁塗装を含む、住宅の改修工事
助成金額 上限10万円(工事費の20%)
条件 • 区内にある住宅で、この助成を受けたことがないもの
申請受付期間 2026年1月末までの申請
問い合わせ先 渋谷区 住宅政策課 住環境整備係

新宿区

制度名 新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度
対象工事 遮熱塗料による屋根塗装を含む、省エネルギー化を目的とした工事や設備の設置
助成金額 上限20万円(2,000円/㎡)
条件 • 日射反射率50%以上を有する塗料を用いること
申請受付期間 2025年4月14日から2026年3月31日まで
問い合わせ先 新宿区 環境清掃部 環境対策課

杉並区

制度名 杉並区再生可能エネルギー等の導入助成及び断熱改修等省エネルギー対策助成
対象工事 遮熱塗料による屋根・外壁塗装を含む、省エネルギー化を目的とした工事や設備の設置
助成金額 上限15万円(工事費の20%)
条件 • 申請者、支払い者が同一人であること
• 既存住宅のみ
申請受付期間 2025年4月10日から2026年2月27日まで
問い合わせ先 杉並区 環境課 温暖化対策係

墨田区

制度名 地球温暖化防止設備導入助成制度
対象工事 遮熱塗料による屋根・外壁塗装を含む、省エネルギー化を目的とした工事や設備の設置
助成金額 上限15万円(工事費の10%)
条件 • 日射反射率50%以上を有する塗料を用いること
申請受付期間 2026年2月27日まで
問い合わせ先 墨田区 環境保全課

世田谷区

制度名 世田谷区エコ住宅補助金
対象工事 遮熱塗料による屋根塗装を含む、省エネルギー化を目的とした工事や設備の設置
助成金額 10万円/戸
条件 • 既存住宅の工事のみ
• 区内の施工業者を利用すること
申請受付期間 2025年4月1日から2026年2月末日まで
問い合わせ先 世田谷区 気候危機対策課

台東区

制度名 高反射率塗料施工助成金制度
対象工事 遮熱塗料による屋根・屋上塗装(外壁の塗装は対象外)
助成金額 上限15万円(工事費の20%)
条件 • 日射反射率50%以上の塗料を使用すること
• 過去にこの制度による助成を受けていないこと
申請受付期間 2025年4月1日〜先着順
問い合わせ先 台東区 役所環境課

中央区

制度名 住宅・共同住宅用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成
対象工事 遮熱塗料による屋根塗装を含む、省エネルギー化を目的とした工事や設備の設置
助成金額 上限10万円(工事費の20%), *中央エコアクトの取組を実施している場合は、上限12万円(工事費の35%)
条件 • 日射反射率50%以上の塗料を使用すること
申請受付期間 2025年4月1日〜先着順
問い合わせ先 中央区 環境土木部 環境課 ゼロカーボン推進係

千代田区

制度名 ヒートアイランド対策助成
対象工事 遮熱塗料による屋根・外壁塗装を含む、ヒートアイランド現象緩和を目的とした対策
助成金額 上限30万円(工事費の50%または2,000円/㎡のいずれか低い額)
条件 • 日射反射率50%以上の塗料を使用すること
• 当該年度に同一の助成を受けていないこと
申請受付期間 2026年2月13日まで
問い合わせ先 千代田区 環境まちづくり部 環境政策課

豊島区

制度名 住宅修繕・リフォーム資金助成事業
対象工事 屋根・外壁塗装を含む、住宅の修繕工事やリフォーム工事
助成金額 上限20万円(工事費の30%)
条件 • 区内に引き続き2年以上居住していること
• 前年の月額所得が158,000円以下であること
申請受付期間 先着順
問い合わせ先 豊島区 住宅相談連絡会

八王子市

制度名 八王子市居住環境整備補助金
対象工事 屋根・外壁塗装を含む住宅の改修工事
助成金額 上限5万円(工事費の20%)
条件 • 昭和56年6月1日以降の耐震基準で建てられた戸建て住宅
申請受付期間 2025年4月15日~2025年12月末
問い合わせ先 八王子市 まちなみ整備部 住宅政策課

羽村市

制度名 環境配慮事業助成制度
対象工事 遮熱塗料による屋根・外壁塗装を含む、省エネルギー化等を目的とした工事や設備の設置
助成金額 上限10万円(工事費の1/2)※市内法人・市内の個人事業主にて使用できるポイントとして付与
条件 • 日射反射率50%以上の塗料を使用すること
申請受付期間 先着順
問い合わせ先 羽村市 産業環境部 環境政策課

東村山市

制度名 住宅修改築費補助制度
対象工事 屋根・外壁塗装を含む、住宅の修繕や改築工事
助成金額 上限10万円分のデジタル地域ポイント(工事費の5%)
条件 • 住宅の所有者が自ら住んでいる持ち家
• 市内の施工業者を利用すること
申請受付期間 2025年5月7日から2026年1月16日まで
問い合わせ先 東村山市 産業振興課

日の出町

制度名 日の出町住環境整備事業補助
対象工事 屋根・外壁塗装を含む、住宅の修繕・改築
助成金額 上限10万円(工事費の5%)
条件 • 現在及び工事完了後も日の出町に居住する方
• 本事業以外の助成金を利用していないこと
申請受付期間 2025年6月2日〜2026年2月27日
問い合わせ先 日の出町商工会

福生市

制度名 住宅リフォーム工事費助成制度
対象工事 遮熱塗料による屋根・外壁塗装を含む、省エネルギー化を目的とした工事や設備の設置,一般的な塗料を用いた屋根・外壁塗装
助成金額 上限20万円(工事費の20%), 上限10万円(工事費の10%)
条件 • 福生市にお住まいの方
申請受付期間 一次募集:2025年4月1日~2025年5月31日,二次募集:2025年7月1日~2025年8月30日,三次募集:2025年10月1日~2026年2月3日
問い合わせ先 福生市商工会

文京区

制度名 新エネルギー・省エネルギー設備設置費助成
対象工事 遮熱塗料による屋根塗装を含む、新エネルギー・省エネルギー設備設置や工事
助成金額 上限40万円(2,000円/㎡)
条件 • 日射反射率50%以上の塗料を使用すること
• 屋根、屋上、ベランダの全面に施工すること
申請受付期間 前期 2025年5月1日〜2025年9月30日,後期 2025年10月1日〜2026年3月2日
問い合わせ先 文京区 資源環境部 環境政策課

港区

制度名 地球温暖化対策助成制度
対象工事 遮熱塗料による屋根・外壁塗装を含む、省エネルギー化を目的とした工事や設備の設置
助成金額 上限30万円(2,000円/㎡もしくは塗料費の全額の低い方)
条件 • 日射反射率が60%以上の塗料を使用すること
• 明度が60以上で未使用のもの
申請受付期間 2025年4月1日から2026年1月30日まで
問い合わせ先 港区 環境リサイクル支援部 環境課

武蔵村山市

制度名 ゼロカーボンシティ住宅普及促進事業補助金
対象工事 遮熱塗料による屋根・外壁塗装や、断熱工事
助成金額 上限5万円(工事費の1/2)
条件 • 日射反射率50%以上の塗料を使用すること
申請受付期間 2026年2月2日まで
問い合わせ先 武蔵村山市 環境部 環境課

目黒区

制度名 住宅リフォーム資金助成
対象工事 屋根・外壁塗装を含む住宅のリフォーム工事
助成金額 上限10万円(工事費の10%)
条件 • 区内の施工業者を利用
• 工事開始前の申請
申請受付期間 2025年4月1日〜先着順
問い合わせ先 目黒区 住宅課 居住支援係

2.外壁塗装の助成金が用意されていない市区町村も

東京都内のすべての自治体が、外壁塗装に対する助成金制度を設けているわけではありません。

特に荒川区・板橋区・三鷹市などでは、外壁塗装単体の工事に対する補助制度は現在確認されていません(2025年4月時点)。

ただし、そういった自治体でも、外壁塗装とあわせて下記のようなリフォームを行う場合には、別の補助制度が利用できる可能性があります。

例えば、

  • 耐震補強工事(壁の補強や金物の設置など)
  • バリアフリー改修(手すりの取り付け、段差の解消など)
  • 省エネ改修(断熱材の追加、窓の断熱化など)

これらの工事を外壁塗装と同時に行う場合、それぞれの目的に応じた耐震・バリアフリー・省エネ関連の補助金制度を活用できるケースがあります。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

【2025年度版】リフォームで使える補助金を一覧で紹介!申請方法も解説
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3.東京都で外壁塗装助成金を受け取る条件

外壁塗装や外壁改修工事で助成金・補助金を受け取る「条件」には、以下のようなものがあります。

3-1.工事内容についての条件

外壁塗装の助成金の多くは、「遮熱塗料」「高反射率塗料」を用いた外壁塗装と限定しているものがあります。

「遮熱塗料」や「高反射率塗料」と言われる塗料は、太陽光を効率的に反射させ、屋根や外壁の表面温度が高温になりにくくします。そのため夏場の室内気温の上昇を抑え、エアコンの使用量削減、省エネにつながります。

ただ、これらの塗料は一般的な塗料(耐用年数が同じくらいのもの)と比べて20万円ほど高くなります(30坪の家で外壁塗装を行う場合の目安)。そのため助成金を受け取らずに一般的な塗料で塗装をしたほうが、工事費用は安くなる場合もあります。

費用対効果を考えて、助成金を申請するかどうか判断しましょう。

3-2.申請者や建物についての条件

申請者や建物についての条件

  • 市内(町内)に住民登録をしている
  • 税金を滞納していない
  • 申請者が所有者かつ居住者である
  • 住むことが目的の建物である
  • 非社会的な組織とのつながりがない

など、申請者については申請条件のハードルは高くなく、一般的に自治体内に居住し納税義務を果たしていれば基本的に申請可能な場合が多いです。

3-3.施工業者や施工金額などその他条件

施工業者や施工金額などその他条件

  • 市内(町内)の施工業者が工事をする
  • 市(町)の指定業者が施工をする
  • 工事費が○万円以上の場合

など、施工業者や工事金額の条件も含まれる場合も多くあります。


4. 助成金を申請する際の注意点

助成金制度を活用する際には、以下のような注意点があります。

4-1.工事着工「前」に申請が必要

多くの助成制度では、「工事前の申請」が義務付けられています。工事が始まってからでは申請ができないケースがほとんどなので注意しましょう。

※自治体によって申請手順が定められています。必ず事前に確認しておきましょう。

4-2.予算枠が限られている

助成金制度には、年度ごとの予算枠があります。予算が上限に達すると受付が終了するため、できるだけ早めの申請・相談がカギになります。

4-3.信頼できる業者を選ぶことが重要

業者に「助成金が出る」と言われて契約したが、実際は対象外だったというトラブルもあります。助成金制度に詳しく、実績のある信頼できる施工会社を選びましょう。

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5. まとめ

2025年現在、東京都内の外壁塗装助成金制度は市区町村によって対応が大きく異なります。
助成金を設けている自治体(目黒区や足立区など)もあれば、補助制度が用意されていない自治体(荒川区・板橋区など)もあります。

助成金の活用には、事前の情報収集と計画的な申請が不可欠です。
まずは、お住まいの市区町村や信頼できる業者へ相談し、「使える制度があるかどうか」をしっかり確認するところから始めましょう。

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