戸建てリフォームを成功させる全ノウハウまとめ

戸建てリフォーム

長く住んでいるマイホームも、時間が経てば戸建てリフォームする必要。リフォームにあたっては、様々な疑問が出てくるかと思います。

「戸建てをリフォームする場合、予算はどれくらい必要なのか?」
「どこからリフォームするべき?」
「場所ごとで、費用はどれほど必要なのか?」

そんな疑問に答えて、本記事では、このようなポイントを解説します。

  • 戸建てリフォームの内容を決める基準
  • 予算ごとで実施できるリフォームの施工例
  • 過去のリフォーム成功事例

>>実際の見積もりデータから算出した戸建てのリフォーム費用と相場をチェック!

目次


1.戸建てリフォームの内容を決める基準

戸建てリフォームでどのようなリフォームをするのかを判断する基準としては、以下3つが挙げられます。

  • 予算
  • 優先度
  • 築年数

予算はともかく、優先度についてはピンとこない人も多いでしょう。下記でそれぞれについて解説するので、参考にしてください。

1-1.予算で決める

戸建てリフォームは施工範囲が広く、同時に予算も幅広いものです。

リフォームにいくらかけられるのか予算を把握しましょう。

リフォームローンや、住宅ローンにリフォーム費用を組み入れることで、ローンを利用してリフォームすることもできます。くわしくは「6.リフォームローンと住宅ローンを比較」で解説しています。

次章「2.予算別!戸建てリフォームでできるリフォーム」で、予算別にできる戸建てリフォームを紹介しています。

1-2.優先度で決める

予算が限られている場合は、優先順位をつけることが必要です。

生活の中でとくに不便と感じるところや、これからの生活スタイルに合わせて改修が必要なところを、優先度を高くしましょう。

1-3.築年数で決める

普段目に見えない部分も、築年数の経過とともにリフォームが必要な時期になっている可能性があります。例えば、配管の劣化や耐震性などがあげられます。

それぞれの築年数別に、推奨されるリフォームがありますので、下記記事を参考にしてください。

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2.予算別!戸建てリフォームでできるリフォーム

戸建て住宅は、いくらくらい用意すればリフォームできるでしょうか。まずは、戸建てリフォームの予算について解説します。

以下のデータは、リフォームガイドでこれまで受けてきた戸建てリフォームの案件で、実際にかかった費用を集計したものです。
ご覧のように、300万円、500万円、1000万円で山があることが分かります。

出典:https://www.reform-guide.jp/topics/chukojutaku-reform-hiyou/#1

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この後は、予算別の戸建てリフォームについて解説します。

2-1.300万円でできる戸建てリフォーム

戸建てリフォームは、300万円からでもじゅうぶん実施可能です。
具体的には、これくらいのリフォームができるでしょう。

工事内容 費用の目安
トイレの交換 30万円
クロスの張り替え 90万円
屋根の塗装 50万円
システムキッチンに交換 70万円
外壁塗装 50万円
合計 290万円

内訳を見ると、必要な戸建てリフォームが十分可能なのがわかります。
優先度の高い場所をリフォームすれば、暮らしぶりも相当に向上するはずです。

2-2.500万円でできる戸建てリフォーム

500万円あれば、戸建てリフォームはかなり本格的なものとなります。

工事内容 費用の目安
水回り(キッチン・トイレ・給湯器など)総入れ替え 200万円
寝室リフォーム 90万円
屋根の塗装 50万円
ベランダの増設 100万円
外壁塗装 50万円
合計 490万円

このように、500万円あればかなり幅広い戸建てリフォームが可能です。
もう少し詳しい内容は、以下の記事にて詳しく解説しています。

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2-3.1000万円でできる戸建てリフォーム

1,000万円の予算がある場合、戸建てリフォームもかなり大掛かりです。
リフォーム後の仕上がりは、以前と比較して別物と言えるほど変化します。

工事内容 費用の目安
水回り(キッチン・トイレ・給湯器など)総入れ替え 200万円
クロスの張り替え 90万円
屋根の塗装 50万円
ベランダの増設 100万円
外壁塗装 50万円
玄関・廊下のリフォーム 20万円
リビング・ダイニングのリフォーム 300万円
耐震補強 100万円
寝室リフォーム 80万円
合計 990万円

1,000万円の予算があれば、耐震補強などの性能向上のリフォームまで検討することができます。
以下の記事でも触れているので、参考にしてください。

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3.リフォーム場所別の費用

前章で解説している通り、戸建てリフォームでは、場所ごとで費用が大きく変わってきます。
場所ごとでの費用をつかんでいないとすぐに予算オーバーするので、注意しておきましょう。

ここでは、場所別の費用について細かく解説します。

3-1.戸建てのキッチンのリフォーム費用

キッチンのリフォーム費用は、おおむね50万円から160万円が目安です。

費用は、キッチンのグレードや型によって変動します。
※型とは、I型やL型など、単純にキッチンの形状を示すものです。

この点については以下の記事にて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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3-2.戸建てのトイレのリフォーム費用

戸建てでトイレをリフォームする場合、18万円から33万円が費用としてかかるでしょう。
これは、トイレの機能やグレードによって変動します。

トイレのリフォームについては、以下の記事にて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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3-3.戸建てのお風呂のリフォーム費用

戸建てでお風呂をリフォームする場合は、費用として56万円から127万円ほど必要です。
お風呂のリフォームにかかる費用も、グレードや面積などで大きく変動します。

詳細は以下の記事にて写真付きの施工事例等も含めて紹介しています。費用のぶれ幅が大きいので、きちんと確認しておきましょう。

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3-4.戸建ての玄関のリフォーム費用

玄関のリフォーム費用としては、ドア交換のみであれば20~50万円程度が必要となるでしょう。ドアのグレードやサイズ変更の有無によって価格が変動します。

また、玄関の外回りも一緒にリフォームする、開き戸から引き戸にする、などの場合はリフォーム総額が高額になります。
一例として、ドアのサイズを広げ開き戸を引き戸にし、外階段の工事もした場合、100~150万円の費用がかかります。

3-5.戸建てのリビングのリフォーム費用

戸建てリフォームにおけるリビングの費用相場は、かなりぶれ幅があります。
フローリングの張り替え程度なら、10万円から20万円ほどでおさまるでしょう。
そこに天井のクロス張り替えや床暖房取り付け、仕切り撤去などが入ってくれば、費用は300万円程度くらいになることもあります。

読みづらいリビングのリフォーム費用ですが、以下の記事にて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

リビングのリフォーム費用相場を完全解説!費用を抑える方法も!
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3-6.戸建ての部屋のリフォーム費用

戸建てリフォームにおける部屋ごとの費用としては、25万円から100万円程度と考えておきましょう。
フローリング張り替えやクロス張り替え程度なら、25万円程度でおさまります。和室・洋室に合った健具や設備を設置するなら、費用も高くなる傾向です。

以下の記事では、具体的な施工例も含めて詳しく解説しているので、参考にしてください。

和室リフォームの費用完全解説~洋室にする・和モダンにする場合も~
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3-7.戸建てのベランダのリフォーム費用

戸建てでベランダをリフォームするなら、おおよそ10万円から70万円の費用がかかるでしょう。
防水や塗り直しであれば、費用はさほどかかりませんが、サンルームの設置など大掛かりなリフォームであれば、70万円近い費用がかかるでしょう。

具体的な施工例や写真については以下の記事にて紹介しています。

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3-8.戸建ての耐震リフォームの費用

戸建てにおいて耐震リフォームを実施する場合は、おおよそ90万円から150万円の費用が必要となります。
耐震リフォームの費用は、「床面積」「築年数」で変動し、築年数は古いほど費用がかかる傾向があります。

    詳細は施工事例も含めて以下の記事にて解説しているので、確認してみてください。

    耐震補強(耐震リフォーム)にかかる費用はいくら?【床面積&築年数別】に完全解説
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    4.戸建てリフォームの成功事例紹介

    続いては、戸建てリフォームの成功事例を紹介します。

    4-1.築30年戸建てのリフォーム

    築30年の戸建てでも、戸建てリフォームすればガラリと変化します。

    出典:https://www.8044.co.jp/gallery/380

    上記のとおり、一軒家リフォームが成功すれば、築30年とはまったく思えないほどキレイでファッショナブルなデザインになります。

    より詳しい解説は、以下の記事を参考にしてください。

    築30年の家に必要なリフォームとは?費用相場や実例も紹介
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    4-2.古民家・築古物件のリフォーム

    築年数の古い戸建て物件は、耐震補強や断熱などの工事が必要になることがあります。
    こちらは、なんと築80年の戸建ての家を、古民家の味わいを残してモダンテイストにリノベーションした例です。

    出典:https://www.is-cross.co.jp/jirei/detail.php?pid=1853

    築年数の古い戸建てのリフォームの成功事例は、以下の記事で詳しく紹介しています。

    【ビフォーアフター】築古でも今風に!古い家リフォーム事例7選
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    4-3.戸建てのスケルトンリフォーム

    戸建てにおけるスケルトンリフォームは特に劇的な変化をもたらします。
    スケルトンとは、一言で言えば「骨組みだけの状態」のことですね。

    築40年50年の戸建ての場合は、特にスケルトンリフォームがおすすめです。

    戸建てのスケルトンリフォーム

    出典:http://www.8044.co.jp/gallery/381

    スケルトンリフォームの詳細は以下の記事にて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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    4-4.戸建ての耐震・断熱などの性能向上リフォーム

    旧耐震基準で建てられた戸建て住宅など、住宅の性能に不安のある住宅では、耐震や断熱といった性能向上のためのリフォームを検討したいところです。
    性能向上リフォームには、一部屋だけの小規模なリフォームから、構造部分にまで手をいれる大規模なリフォームまで考えられます。
    ここでは、小規模な耐震リフォームを紹介します。

    ※横にスクロールできます

    事例3-1
    事例3-2

    出典:https://www.ishome.ltd/jirei/detail.php?pid=1699

    耐震補強や断熱リフォームについては、以下の記事にて解説しているので、ぜひ参考にしてください。

    耐震補強(耐震リフォーム)にかかる費用はいくら?【床面積&築年数別】に完全解説
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    5.戸建てリフォームで使える補助金・減税制度を確認しよう

    戸建てリフォームの場合、補助金や減税制度を活用して、リフォームにかかる費用をおさえることができます。
    下記では、補助金と減税制度、それぞれについて詳しく解説します。

      5-1.補助金

      戸建てリフォームの場合は、補助金を利用できる可能性が高いでしょう。

      具体的には、以下のような制度において、補助金が使えるかもしれません。

      • 介護保険/介護リフォーム:最大20万円
      • 次世代省エネ建材支援事業:最大200万円
      • 断熱リノベ:最大120万円
      • ZEH補助金:最大60万円

      戸建てリフォームでは、このように多額の補助金を利用できる可能性があります。

      このほかにも、自治体や団体ごとで独自の補助金を出しているケースも。使える補助金は、きちんと使うようにしましょう。

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      5-2.減税制度

      戸建てリフォームについては、減税制度を利用できる可能性もあります。

      たとえば、「住宅ローン減税」。住宅ローンを利用して戸建てリフォームする場合、条件次第では、最長10年間において年末時点での住宅ローン残高×1%の所得税が、控除されるかもしれません。
      所得税から控除額が不足する場合、さらに住民税が控除される仕組みです。

      ただし減税制度のしくみや条件は、少し複雑な部分があります。
      きちんと問い合わせて、適用されるのかどうかきちんと確認しておきましょう。

      また、他にも贈与税や固定資産税に関する減税制度もあるので、チェックしておきましょう。

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      6.リフォームローンと住宅ローンを比較

      戸建てリフォームを実施する場合、「リフォームローン」か「住宅ローン」のいずれかを活用することができます。
      どちらを利用するべきか、決めかねている人も多いでしょう。

        リフォームローンと住宅ローンには、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。
        例えば、中古物件を購入しリフォームする場合などの大きな金額を借り入れる必要がああるときは、金利の低い住宅ローンがおすすめです。

        詳しくは以下の記事で解説していますので、ぜひ確認しておいてください。

        5分でわかる中古住宅リノベーション!魅力・費用・事例など完全解説
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        6-1.リフォームローンのメリット/デメリット

        戸建てでリフォームローンを利用するメリットはこの3つです。

        • 担保がなくても利用できる可能性がある
        • 審査が易しく、利用しやすい
        • 抵当権の設定費用がかからない

        一方で、デメリットもあります。

        • 住宅ローンと比較して、借入額が小さくなりやすい(無担保なら500万円程度)
        • 金利が3%前後と、やや高い
        • 返済期間が10年以内と、ややシビア

        一言で言えば、「借りやすいけれど、返済面では不利」といったところです。

        6-2.住宅ローンのメリット/デメリット

        住宅ローンを利用する場合は、以下のような点がメリットとして挙げられるでしょう。

        • 上限額が1億円程度と、非常に高い
        • 借り入れ期間が最長で35年と、かなり長い
        • 住宅ローン減税を利用できる可能性もある

        一方で住宅ローンのデメリットはこの3つです。

        • 自宅を担保にしなければいけない
        • 審査が厳しく、長ければ1ヶ月くらいかかる
        • 団信に入っておく必要がある

        一言で言えば、「返済面では優遇されているが、利用ハードルは高い」といったところです。
        ただし審査をクリアさえすれば、トータルの支出は、リフォームローンより抑えられる場合が多いです。


        7.戸建てリフォームを依頼する際の業者の選び方

        もし戸建てリフォームを実施するなら、依頼する際の業者選びがポイントとなります。
        なぜなら、結局のところ戸建てリフォームは、業者ごとでの違いが仕上がりや料金に強く反映されるからです。

        いい加減な業者に依頼すると、思ったとおりの戸建てリフォームができないかもしれません。
        業者の選び方としては、以下の3点を重視しましょう。

        7-1.複数の業者から相見積もりをとる

        戸建てリフォームを依頼するなら、複数の業者から「相見積もり」をとりましょう。
        相見積もりなら、見積書を見比べて相場感を把握したうえで、ベストなリフォーム業者を選ぶことが可能です。

        ただし、リフォーム業者の本音からすれば、相見積もりはあまり歓迎できる話ではありません。
        おおやけに「別な会社は安くしてくれている」などと言って、交渉材料に使うのはよくありません。

        7-2.様々な提案をしてくれるか確認する

        見積もり時には、「提案をしてくれるかどうか」もチェックするとよいでしょう。

        戸建てリフォームを実施する場合、わからないことはたくさんあるはずです。
        そんなとき、適切に提案してくれる会社であれば、リフォームがスムーズに進められます。
        また、「こちらの方が安いですよ」とローコストなプランを提案してくれるのであれば、その業者はかなり信頼できます。

        逆に、知識がないところへ付け込んで、無茶な提案をしてくるケースもあるので注意しましょう。

        7-3.予算内で提案をしてくれるか確認する

        戸建てリフォーム業者を選ぶなら、予算内で提案しているかどうかもチェックしましょう。
        予算の兼ね合いがあると、自分自身ではプランが立てづらいものです。

        また、新築を建てることがそうであるように、戸建てリフォームも油断しているとあっという間に予算オーバーしてしまいます。
        しかし優秀な業者であれば、限られた予算下でも満足できる提案を出してくれるでしょう。
        逆に、予算を無視して、業者の都合ばかり押し通してくる業者も存在します。

        こういった業者には、依頼しないようにしましょう。


        8.まとめ

        戸建てリフォームにかかる費用は、施工内容しだいでさまざまで、安ければ数十万円でおさまります。
        しかし大掛かりな戸建てリフォームとなれば、1,000万円近い費用がかかることもあるでしょう。

        本記事の費用相場や場所ごとの費用を参考に、きちんと予算を組みましょう。成功事例なども参考に、相場感を確認するといいでしょう。

        また、戸建てリフォームでは、このようなポイントに注意して、費用を抑えることができます。

        • 使える補助金・減税制度を確認する
        • 住宅ローンとリフォームローンのどちらがお得か確認する
        • ローコストな提案をしてくれる業者を探す

        考えること、チェックするポイントは多いですが、急ぐ必要はありません。
        戸建てリフォームを成功させるには、ひとつずつ確認しながら、少しずつ話を進めていくことが重要です。

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