キッチンリフォームの費用と価格の基礎知識

2015.10.06

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キッチンのリフォームをしようと考えてはいるものの、どの程度の費用が掛かるのか不安に思っていたりしませんか?もしくは、見積もりを取っても、金額が妥当か判断に迷っていませんか?

キッチンのリフォームは一生のうち何度もすることではないうえ、キッチンの種類やリフォーム業者によって値段が大きく異なります。多くの人がリフォームをする際に悩んでしまう大きな要因のひとつですね。※リフォーム会社の選び方については別途記事を設けていますので、そちらを参考にしてください。

キッチンリフォームの会社選びで注意すべき3つのポイント

今回はキッチンリフォームの一般的な費用や相場がどの程度なのか、また費用の違いはなぜ生じるのかといった点についてプロの視点で詳しく説明していますので、キッチンのリフォームを検討する際にはぜひ参考にしてみてください。  

リフォームガイド

1.キッチンのリフォームにかかる費用と相場について

「キッチンのリフォームの費用はどの程度ですか?」非常によく聞かれる質問ですが、それに対する答えは「安く抑えるならば50万くらいから、少し良いものにする場合は150万くらい」という回答になります。なぜそんなに差があるのでしょうか?それをこれから見ていきましょう。

1-1.キッチンの種類によるリフォーム費用の違い

まずはキッチンの種類やグレードによってリフォームの費用は大きく異なるということを知っておく必要があります。キッチンの種類は大きく、I型、L型、対面型に分類されます。そして、それぞれのグレードによっても費用が異なってきますので、どの種類でどれくらいのグレードだといくらくらいか、について説明していきます。

【キッチン種類】

キッチン配置
【キッチングレード】

キッチン種類
出典:http://cleanup.jp/

シンプルなキッチンとハイグレードなキッチンで何が違うかというと、主に素材の違いがグレードの違いになります。シンクの素材はステンレスが多いのですが、ハイグレードなものになると人造大理石が使われるものが増えてきます。

またキャビネットが木製かステンレス製かといった違いや、引き出しのレールに静かに閉まる機構が付いているかいないなどの違いもあります。あくまでも目安ですが、以下の表がキッチンの種類とグレードによりどの程度費用に違いが出るかをまとめたものになります。

【グレード別/種類別キッチン費用】

グレード別_種類別キッチン費用

キッチンの種類によってもそれぞれ特徴が違ってきますので、以下でそれぞれのキッチンの特徴についてご説明いたします。

1-2. I型キッチンとは 

I型キッチン 最も一般的な型のキッチンのため、種類や価格帯も選択の幅が広いのが特徴です。キッチン自体をあまり大きくはできないような間取りでは対応しやすいレイアウトです。 
出典:http://www.lixil.co.jp/I型キッチン

1-3.L型キッチン

L型キッチン 導線が短くて動き回らずに利用できる効率的なレイアウトで、I型キッチンに次いで多いタイプの型になります。コーナーの部分は空間を上手に利用しないとデッドスペースができてしまうというデメリットもあります。
出典:http://www.lixil.co.jp/L型キッチン

1-4.対面型キッチン

対面キッチン 最近人気の高まっている型になります。最大の特徴は壁側を向いていないので家族とのコミュニケーションがとりやすい点になります。配管の状況によっては工事費が高くつくこともあります。
出典:http://www.lixil.co.jp/

対面型キッチン

 

2.キッチンリフォームの見積もりで分かる費用

まずは実際のキッチンリフォームの実際の見積もりを見てみましょう。見積もりを見ることで何にどれくらいかかるのかが明確にわかるかと思います。 以下の実際の見積りは、見積もり 見積もりの中でもかなり細かくて丁寧なものをサンプルとして取り上げました。こちらの見積もりを見ながらキッチンリフォームにどのような費用が掛かるのかを見ていきましょう。

2-1.仮設工事

傷がつかないように保護するための養生費やリフォーム後のクリーニング費が含まれることが多いです。リフォームを行うために必要な準備を行うための費用です。

2-2.解体工事

既存のキッチンを取り外して廃棄するための費用です。古いキッチンを廃棄するための費用は別に設けられている場合もありますし、この中に含まれる場合もあります。

2-3.木/内装/電気/衛生設備工事関連

見積の書き方は各社様々ですが、キッチンのリフォームに伴う各種工事の費用です。リフォーム箇所毎の項目に分けて見積もりを記載する会社もあります。

2-4.住宅設備機器

リフォームで設置するキッチン設備の費用です。見積もりの中にしっかりとキッチンの商品名や型番があるかどうかを確認しましょう。中には「キッチン一式」のように書き方をしている会社もありますが、それではどのキッチンを利用するのかわからないので、見積の意味を成さないので確認するようにしましょう。

2-5.諸経費

諸経費には今回のリフォームでの会社の利益や現場管理費用や現場以外で発生する費用(一般管理費)などが含まれているのが一般的です。これらを一つ一つ細かく計算することが難しいので、リフォーム金額の〇〇%のように決めて算出している会社が多いようです。

この諸経費の金額が少ないほうがお得かというと必ずしもそうではありません。会社によっては他の項目に少しずつ利益を載せて計算して、その分諸経費の割合を少なくしているところもあります。

わかりにくい費用ではありますが、無くしてしまっていい費用ではないので、その辺りは注意が必要です。

リフォーム会社によって記載の仕方は異なりますが、概ね上記のような内容が見積もりには記載されます。まずはこれらの分類に沿って見積もりを比較すると良いでしょう。  

 

3.キッチンをリフォームするときに気をつけておくべきこと

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3-1.リフォームを始めてわかる補修の有無

リフォームは新築と違い、始めてみなければ分からないことがあります。それが補修の有無です。キッチン等の水回りの場合、古いキッチンを取り外してみたら床板が傷んでいて補修が必要だったということはよくあることです。

プロが作った見積もりだから大丈夫だと思っても、これは十分に起こり得ることです。打ち合わせ時には追加工事の可能性があるものは何か事前に確認しておくと、トラブルになることが少なくなるでしょう。

3-2.ショールームで実物を見て、見積もり以外のキッチンが欲しくなる

契約後にリフォーム会社と一緒にメーカーのショールームに行くことがあります。その際に実物を見てしまうと、契約したものよりもグレードの高いものが欲しくなってしまう場合もあります。あらかじめ見積もりをお願いする際のグレードとして、松竹梅のどれで見積もってもらうかをお願いしておくとよいでしょう。

3-3.追加のお願いによる費用の増加

リフォームが進むとイメージが膨らみ追加のオプションをお願いをしてしまったり、キッチン周辺のちょっとしたリフォームを追加で行うこともあります。サービスの範囲内でやってもらえることもありますが、当然追加費用がかかる場合もあります。

例えばちょっと頼んで棚を作ってもらった場合に、あとから来た請求書を見てお金が掛かっていたということを知るような場合もあります。こちらもあらかじめ、「追加で費用が発生する場合は言って欲しい。出来れば見積もりがほしい」と伝えておくだけで費用面のトラブルを回避することができます。

3-4.リフォーム会社ではできない内容については別途費用がかかる

キッチンリフォームの場合で発生しやすいのは、ガス工事や排水管交換、電気周りなどはリフォーム会社では出来ないことがあるので、追加で費用が発生する可能性があります。予算的には5万~20万程度ですが、こちらも見積もりをもらった際にどの程度掛かりそうなのかを確認しておくとよいでしょう。

3-5.リフォーム会社との打ち合わせ不足や認識違い

実際にリフォームが始まると、形が具体化してくるので、思っていたイメージと違うということがあります。例えば新しいキッチンを入れて、床板部分の隙間を埋める場合に、元の床板と新しい床板で明らかに色が違っているような場合です。明らかに色がおかしいので全部変えて欲しいが、変えるとなると追加で費用が掛かってしまう。施主とすると予め伝えて欲しかったわけですが、リフォーム会社としては「必要最低限の見積もりを」と言われたからと話が食い違うということもよくあることです。見積もりに何が含まれているかを確認する際にはお互いに「指差し確認」をしながらでも見積の対象範囲を確認しあうことが大切です。

3-6.現状のキッチンの状態によって追加費用がかかる可能性がある

現状のキッチンを解体するのにどの程度手間が掛かるのかにより費用が変わってきます。例えば、現状はI型キッチンなど壁型を対面型にするといった場合、キッチン自体の場所が変わります。そうなった場合、壁の補修や、場合によっては給排水管の場所も変わることで別途工事が発生してしまう可能性があります。そのため、現状のキッチンのリフォームをする際はキッチンの場所にも注意を配り、追加でどれくらいの費用がかかるのか業者に確認してみましょう。

3-7.どのようなリフォーム会社に依頼するかによっても費用は変わる

当然ですが、リフォームをお願いする業者によっても値段は異なってきます。

一言でリフォーム会社といっても、様々な種類のリフォーム会社があるため、なかなか自分に合った業者を選ぶのは難しいでしょう。

例えば、水回りを中心に行っている会社ならば、仕入れ価格は安くなる傾向にあるため、キッチンのリフォームをする際の費用面ではいいかもしれません。逆に水回りをあまり行っていない会社であれば、仕入れ価格を抑えることができず割高になってしまいがちです。

また大手であれば安心感がありますが、下請けに工事は回すので中間費用が発生することで割高感はあるでしょう。何を重視して、どこまでお金を掛けるかに正解はありませんが、業者選びはリフォーム後にトラブルが起こったときなどにも対応してもらうこともあるため、非常に大切です。

業者選びに迷っている方は自分にあったリフォーム会社を見つけるための4ステップを参考にしてみてください。  

 

4.キッチンリフォームの見積もりが妥当かなと疑問に思ったら

4.キッチンリフォームの見積もりが妥当かなと疑問に思ったらリフォームの金額の妥当性というのは専門家でない限り分かりずらいものです。まずは妥当な見積もりをもらうために以下の2点を心掛けてください。

4-1.キッチンリフォームの実績が豊富な会社を選ぶ

キッチンリフォームをするのであれば、実績の豊富な会社を選ぶとよいでしょう。実績の少ないリフォーム会社では仕入れ値が割高になったり、職人を手配しなければならなかったりと、どうしても割高になってしまいがちです。同じように見えるリフォーム会社の中でも、色々な種類の会社があるので、まずは正しい会社選びがリフォーム成功への第一歩です。正しい会社選びについては、「自分にあったリフォーム会社を見つけるための4ステップ」でも詳しく説明しているので参考にしてください。

4-2.リフォーム会社2社~3社に声を掛けて相見積もりを取る

次に必ず複数社から見積もりを取ること(相見積もり)です。相見積もりを取るということは、それぞれのリフォーム会社にしっかりと伝えるようにしてください。そうすることで、しっかりとした見積もりをもらえる可能性はぐっと高まります。

また見積もりをお願いする際に、リフォームしてもらう範囲を明確にし、どこまでをリフォームするのかしっかりと伝えるようにしましょう。リフォームの対象範囲が異なってしまうと、出てきた見積もりの比較検討が難しくなってしまいます。その上で確認すべきことは、総額の違いだけではなく、内容の違いも確認するようにしましょう。その上で、リフォーム会社になぜその見積を作ったのかを聞いてみると、その会社のリフォームに対する考え方や価値観がわかるかもしれません。

細かい明細の一つ一つを比べてもあまり意味がないので、総額と内容と提案の意図をしっかりと確認するのが良いでしょう。  

 

5.キッチンリフォームの費用を少しでも安くするために出来ること

リフォームは決して安い買い物ではないので、出来れば費用を抑えたいというのは誰もが考えることかと思います。出てきた見積書に対して「安くしてほしい」と言っても難しい場合がほとんどです。逆にそこから大幅な値引きを行う会社は、少しおかしいと考えた方がいいかもしれません。

見積書が出てきた後に安くできることといえば、キッチン自体のグレードを下げるか、リフォームの対象範囲を削ることぐらいです。費用を安くできるか否かは、見積もりを取る前にほとんどが決まってしまうのです。ここでは安かろう悪かろうにならないようにするため、いくつかのコツをお伝えいたします。

5-1.キッチンリフォームが安くできる会社にお願いする

リフォーム会社は同じように見えて、実はキッチンを得意にするところもあれば、内装や外壁を得意にするところという風に、得意分野がわかれています。キッチンだけのリフォームをするのであれば、水回りを中心にリフォームをしている会社にお願いする方が、キッチンの仕入れ値の関係上、安くできるということはよくあります。

また仕入れ値だけなく、工事費用自体を安くできる会社を探すことも大切になります。営業だけをして、リフォームは外部に丸投げするような会社は当然高くなりやすいですし、2次請け、3次請けと多重構造になっている会社も高くなりがちです。

5-2.費用が膨らまないような提案をお願いする

お願いする際は、ただ単に安くするだけでなく、メリハリを付け具体的にお願いをすべきです。例えば、キッチンのグレードは少し下げてもよいとか、キッチンの周辺(キッチンの床や壁や天井)はどこまでするかなど。また極力標準品を利用するのもコストを下げてもらうためには大切なことです。プロに対してこちらの要望をしっかりと伝えることが出来れば、それに見合った案を持ってきてくれるはずです。  

 

6.まとめ

キッチンのリフォームといっても、その内容は多岐にわかるということがお分かりいただけたかと思います。希望する内容とリフォームに掛けられる予算とをじっくり見ながら、何を優先するのかはっきりさせましょう。そのうえで適切なリフォーム会社を選び、要望をしっかりと伝えることが納得できるリフォームにつながります。

最後にキッチンリフォームについて参考になりそうな記事をご紹介致します。合わせて参考にしてみてください。

 

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